2008年バイオ飼育日記NO.3

2008年03月18日
16日の日曜日は地元の会(喜楽らんちゅう会)の二歳会に行ってきました。
小さくて恥かしいのですが、予定通り面白の二歳を1匹持って行きました。
結果は3席をいただきました。洗面器審査ですので、養生に必要が無くとても安心です。

昨日(17日)1番腹の3歳が2番仔を産卵しました。
産卵前夜の画像

昨年の6月の仔も雄と合わせていますが、本日は産卵しませんでした。
早朝、雄にさんざん追いたてられていましたが、根性で産みませんでした。(左画像=夜 右画像=朝)

数日前からヒーター設定は17度にしました。晴れた日中は水温が20度を超えることがあります。
お腹ポンポコリンの産卵予備軍・・・いっぺんに産み始めたら大変!

急激にお腹に幅が出てきました。餌の食べっぷりもすごいです。
今年の本命3歳ですので、じっくり仕上げています。
お腹も少し柔らかくなってきました。

1番仔(3月5日産卵)の稚魚ですが、孵化後、泳ぎ出しが良かったのにその後舟底にじっとしているようになりました。何と網を外した後・・・ヒーターが漏電していたようです。何かおかしいな?と思い飼育水に触れた瞬間ビリビリッ!と感電!えらいこっちゃ〜!
すぐにヒーターを取り替えましが、少なくとも2日間は漏電飼育水の中で過ごしていたようです。

バイオシークスルーは現在2日に一回投入しています。
なかなか水換えのできないこの時期の稚魚飼育では、とっても便利ですよ。バクテリアはミジンコの餌にもなっています。
バイオも十分活性化しているようです。 ミジンコが大量に増えています。

2008年03月26日
いよいよお花見の時期がやってまいりました。
週末は家族で近所の公園へお弁を持ってお花見に行きます。とっても安上がり!グ〜!
そんなことはどうでもよいですね。

一番仔の1回目の選別を本日行いました。
一回目の選別はフナ尾・すぼ尾・曲がり等をハネました。1000匹以上残っていますが、2回目の選別でどうなることやら・・・
画像を全く撮り忘れてしまいました!おバカ〜!以上ご報告まで・・・

このところ、ちょこちょこと産卵が続いています。
3月19日・23日・24日・そして本日26日も産卵しました。23日と本日はバッチリ人工授精です。

本日産卵(人工授精)したメス(期待している2歳)です。                                 
産卵後(お腹を絞った後)
雄はこんな感じ・・・
尾筒の太い仔を選びました。2歳雄 頭がえ〜でがしょ!3歳雄

朝方、水温は17度です。雌は魚巣の周りをそわそわ泳ぎ回り、雄は盛んに雌のお腹を突っついています。
洗面器に網(40cm程度)を2〜3枚用意し、まず掛けたい雄の精子をたっぷり洗面器に絞りかき混ぜます。
今回は3匹雄の精子を絞りました。(洗面器が白濁するぐらい・・・)
その後、雌のお腹を絞ります。この時卵がダマにならないように魚と手を回しながら絞ります。
ある程度絞ったら、網を舟に沈め2枚目を洗面器に敷き、もう一度卵を絞ります。
最後は洗面器にも絞って舟に沈めて終了です。水温は20度に設定し、日光が当たらないように日除けをします。
バイオバクテリア(バイオシークスルー)は孵化までの間にバイオAを一回だけ投入します。
雄の精子による泡立ち・白濁・臭いは翌日には無くなります。多い日も安心!(何のことだか自分でも分からない・・・)

朝方の様子 人工授精の準備
左が本日、右が23日産卵です。 右舟の23日に絞った方は受精率が良さそうです。
※雄の精子は紫外線が当たると壊れてしまうそうですので、日が当たる時間の場合、人工授精の作業は日陰で行います。

これから産卵予定の雌です。三歳は4月に産卵すればOKですね。
画像一番下の2匹は昨年6月中旬産まれの雌です。冬眠から起こしてかなり大きくなりましたよ。

あ〜て・・・お陰さまで、いよいよらんちゅうギャラリーも70万回アクセス寸前となりました。
時期も丁度良いので、記念企画はやっぱりHONO産の無選別針仔で行きましょう!
300〜500匹程度で立ち上がりのよさそうな仔を3名様(予定)にプレゼントいたします。
詳しくは70万回アクセス記念企画を見てね!

ついでに金魚ランキングの応援もよろしくお願いいたします。ランキングが低いと悲しいだよ〜!(TT)

2008年04月08日
先週の日曜日は寒かったけど、近くの公園でお花見をしました。
お弁当を食べ終わったら、早速、抽選委員長がターザン遊び??です。

70万回アクセス達成記念プレゼント企画にたくさんの応募をいただきましてありがとうございました。
プレゼントの針仔は60cmの洗面器にすくってから、袋に詰めました。
飼育舟の中でミジンコが大量に増えていましたので、ミジンコもたっぷり入っていたと思います。
プレゼントの針仔は無事4月5日に当選者の方々へ届いたようです。一安心!
良い仔が残ると良いのですが・・・
赤く点々に見えるのが全部ミジンコです。 とても数は数えられない・・・

先週に舟で卵をもらしてしまって、種魚の調子が・・・キャ〜!片エラ閉じてる・・・
早速、イッシー装置(ポンプ/シャワーヘッド大)の治療です。
まだまだ、思う仔が採れないので、これからがんばらねば!
塩分濃度は0.8%です。

4月6日はフクちゃんが2年ぶりにHONOの飼育場に遊びに来てくれました。
一緒に選別したり楽しい一日でした。
韓国からもお友達のChunさんがHONO飼育場に来てくれました。
今年からバイオ飼育にチャレンジしてくれるそうです。
この日はばたばたしていて、全く写真を撮り忘れてしまいました。残念!

2008年04月11日
3月中旬産卵の仔の2度目の選別(孵化から3週間程度)です。
この腹はちょっち外れかな・・・ぴゃ〜ぴゃっぴゃっ(HONOの笑い声)・・・はぁ〜ぁ・・・
3000〜4000匹孵化して、一回目の選別でこれだけです。良くあることですが・・・
ザルだけ浮かべて、ゴミごとザルに移します。
(網でやさしくね!)
ゴミを振るい落とし、ボールをザルの下に入れて
飼育水ごとすくい上げます。
こんな感じ! さあ!選別開始・・・すくね〜!

選別盆に20匹程入れて、厳しくチェック!!
1回目の選別のフナ尾・スボ尾・曲がり・奇形等は判り易いですが、2回目の選別以降、ちょっと判りづらいですが、サシの仔をハネていきます。
「今回の仔は尾の形が良いな〜!」なんて思っていると、サシが多かったりすることが良くありますね。
これがサシの仔です。・・・これでは判んないでしょ〜!

それでは、上画像の仔の拡大です。どうぞ〜!
尾との間に白い帯に見えるものが、尾皿です。
尾芯が尾筒まで、ずっぽり到達している場合がサシとなります。
尾皿の途中で止まっている場合は、ハネないで残します。

ほらっ!斜め横から見ると判りやすいでしょ!
おみごと!尾筒にずっぽり命中!(拍手〜!パチパチパチ)

大きくなってからがっかりしないように、早めにチェックすると良いですよ。
追記:皆様!金魚ランキングの投票を応援いただきどうもありがとうございました。
今年もいろんなバイオ飼育を紹介させていただく予定です。よろしくおねげ〜いたしますだ!


2008年バイオ飼育日記NO.4へ

戻る