バイオ飼育環境ご紹介 NO.2

バイオ飼育状況ご紹介 NO.2

東京の「ZEN さん」に素晴らしいバイオ飼育方のご報告をいただきました。ご紹
介させていただきます。HONOも感動!

はじめまして、私は東京のZENという者です。
2004年1月に初めてHONOさんからバイオバクテリアを購入し、バイオ飼育を始めました。
ここにバイオ飼育2年目の報告をさせていただきます。
諸先輩の本などには青水飼育がよいと書いてありますが、私は魚がよく見えないので、なるべ
く青水を避けてきました。バイオ飼育を開始したときもバイオ色の水は魚が見えずなんとかした
いと思いました。そうしていると、HONOさんのホームページに濾過すればバイオ飼育でも魚
が見える水で飼育できると、書いてありましたので、すぐに実行しました。私の濾過付きバイオ
飼育は試行錯誤の繰り返しです。以下に私のバイオ飼育を紹介します。

@バイオ原液の投入
私はバイオ原液を毎日投入しています。バイオ原液は冬は薄く、夏は濃いめにしています。写
真のとおり、トロ箱にサーモヒーターで30℃の水をつくります。その中の2本のガラスビンにバ
イオAとバイオBを30分培養します。それを12の飼育槽に少しづつ分配します。今は、バイオ
AとバイオBは同量の培養して、投入しています。
バイオバクテリアの培養の方法

A1/2水替え(1〜3週に1回)
水の色が濃くなったり、魚の様子がおかしいと水替えします。一定の期間を決めているわけで
はありません。水替えは全替えせず1/2にしています。せっかくのバイオ水ですから・・・

B濾材洗浄(2週〜3ヶ月に1回)(同時に1/2水替え)
これも、適当にやってます。魚の調子が悪くなってから、洗っているのが現状です。魚の調子
が悪くなる前に洗うべきですね。今年の夏は2週間で洗いました。
私の場合、飼育槽の水の容量・魚の数・濾過装置等の条件が全て異なっているので、一定期
間は決められないのが実情です。ですから、ときどき魚の尾先を傷めます。

C濾過装置
一昨年までは濾過無し飼育でしたので、昨年、今年で急いで濾過装置を設置しました。そのた
め、まず入手が1番簡単な市販上置濾過装置を購入しました。これは濾材の入った内箱だけ
とれるので洗浄が楽ですね。次に数年前に創って、使用していなかった自作上置濾過装置(エ
アリフト式)をセットしました。これは濾過効率はよいのですが、濾材洗浄に手間がかかるのが
欠点です。その後「百均カゴ型」を考案しました。なお、濾材も試行錯誤の末、価格と濾過性能
から園芸用軽石でやってます。
自作上置濾過装置(エアリフト式)

左の3本の塩ビパイプで水を揚げ、右端から落とします。(本体は透明塩ビ製)
濾材は市販のセラミックと軽石です。濾過効果は抜群です。この写真ではほとんど透明でしょ
う。

置き水 
上の舟のバイオ飼育水

 
自作百均カゴ型バイオ飼育ろ過器
これは、ちょっと考えました。材料費が安く、構造が単純、洗浄が楽です。
 
 軽石       ↑百均のカゴ      塩ビ板
カゴの大きさは飼育槽の水深と高さが合う物を選んでください。

                        エアリフト用の筒↑
 材料は住宅用塩ビ縦樋。これに穴を開け、塩ビ板に接着します。
 長さは水深より少し短く。斜めに切ると水流がカゴの外へいきます。
 この中にエアストンを入れるだけです。
 

軽石より粗いカゴの場合はカゴから軽石が出ないように洗濯ネットを写真のようにカゴ内側に
張ります。目の細かいカゴの場合は不要です。
 

カゴの中に濾材を入れます。袋から出して、よく洗ってから入れます。
この写真は中粒ですが、私は大粒も使っています。このカゴでは3〜4袋です。

素晴らしいご報告ありがとうございました。自作上置濾過装置(エアリフト式)にも感動いたしま
した。バイオバクテリアは微生物でのろ過ですのでバイオ飼育に最も最適なろ過システムで
す。しかも安い!!これだけバイオ飼育水に透明感があると十分に観賞できますね。皆さんも
是非参考にしてくださいね。 HONO

ZEN さんのバイオ飼育報告 (第2回)

東京の「ZEN さん」より、またまた飼育用発明品のお便りをいただきました。(2006/Feb)
う〜ん!なるほどなるほど・・・数々の便利な発明品には感心させられてしまいます。
皆さんもZEN さんワールドをお楽しみください。
(下記「ブルー文字」はZENさんより)

ZENの珍発明コーナー

「水替用ポンプ付きホース」

これは私がいつも使っている道具です。
金魚を池(舟)に入れたままで排水でき、1/2水替などに便利です。
材料はホース・13φの塩ビ管・お風呂ポンプ・百均のペン立て2ヶ・流しで使う箸用水切り2ヶ・
ビニタイです。

この写真はポンプ側を分解した状態です。

ペン立て、水切りともにホース側には穴を開けます。

お風呂ポンプのフィルター部は左側のように切り
取ってしまいます。(右が加工前、左が加工後)

これは組立後の写真です。

ポンプ側拡大写真
吐出側拡大写真 (ここまで塩ビ管を延ばします。)

吐出側使用例
キスゴム不要で、ただ投げ込むだけです。

ポンプ側使用例
金魚はそのままで、水だけ排水します。

2号ホース

これは、置水を池(舟)に注水するために作りました。吐出側は1号と同じです。
金魚をおどかさないよう水流が穏やかになります。1号に使用したペン立てがよ
かったのですが、百均では製品が変わりますね。


「自作百均カゴ型バイオ飼育ろ過器」(追加レポート)

金魚を飼育する容器は水深が異なることがあります。
私のろ過器はその容器の水深と合っていないと使えません。
今回やや水深の深いFRP容器用に作成しましたので、報告します。
まず、材料は百均のカゴですが、今回は2ヶ使います。
写真のように上側は切断します。
この作り方なら、どんな水深でも、対応できます。

      ↑切断します
 ↑結束バンド

2ヶのカゴを結束バンドで
結合します。マウスで拡大画像
エアリフト管は前回同様塩ビ縦樋に穴開をけ塩ビ板に接着

エアリフト管を置き、軽石を入れます。

FRP容器(舟)にセットしました。

素晴らしい発明の数々、本当にありがとうございました。
HONOも早速トライしてみよ〜っと!
しかし・・・・ZENさんって・・・・もしかしてドラエモン?? HONO

戻る
戻る