HONOのひとりごと 12

(11月28日)「HONOひと」もとうとう12ページになってしまいました。いったい何ペーまでいくの
かしら?・・・って言いながら更新サボっていたのをごまかしています。
ここで、皆さんに、重大なお知らせがあります。らんちゅうギャラリーHONOバージョンの究極のエア
レーションバイオ飼育日記でご紹介いたしました「いぶきエアーストーンさんの丸型50丸」が
正式に商品化されるそうです。バンザーイ!!
現在もHONOの飼育場で使用中ですが、手入れせずとも、無く目詰まりが全くありません。
かなり長期間の使用にも耐えられそうです。
HONOの意見を取り入れて作っていただいた試作品の一番泡の細かいタイプです。画像と異な
るかどうか、まだわかりません。(一番左は現在販売中の細かい泡タイプです。)
                       ↓↓
一番左が、販売されている細かいタイプの丸型エアーストーンです。
触った感じはまるっきり、砥石ですね。かなり重いです。
ハッキリ言って、包丁が砥げそうです。
左から粗砥、中砥、仕上砥って感じかな!

HONOはバイオ飼育で使用しておりましたが、微細な泡のエアーストーンの
利点は下記の通りです。一般の飼育でもお勧めです。

 微細な泡のエアーレーションは、飼育水中の溶存酸素を高めることができます。飼育水中に
溶存酸素が不足すると、腐敗菌、病原菌が活発になり魚も抵抗力がなくなり病気になります。

 飼育水中に溶存酸素が増えると、食欲が増進しより健康で大きな魚になるそうです。

 たとえば、大浴場などで経験された事があると思いますが、お風呂の底から大きな泡が出て
いる場合、水の中ではかなりの振動と衝撃があります。
きめ細かい、ミクロの泡では振動や衝撃が上記に比べかなり少なくなります。振動や衝撃は稚
魚の場合、特に成長や体型に影響があうようです。

発売をお楽しみに・・・・・・

話は変わりますが、本日、友達と来年の種の選定をしていました。ちっちゃくてかわいいけど、
尾筒の太いメスです。この仔も来年是非とってみたい種候補です。



洗面器で泳がせていると、時間か経つのが早くて・・・病気ですね!!

(12月18日)皆さん!こんにちわ!
皆さんのお宅では、もうすでに冬眠体制に入ったでしょうか?
今日も、日中は暖かく、HONO飼育場内の気温は23度まで上がりました。窓を全開にしている
のですが、暖かすぎて、魚が冬眠できません。(うーん!こまったな)
でも・・・大丈夫でしょう!

来年の仔引き用として、ミジンコを育てています。第一回お友達紹介の吉岡先生から、もらって
きたミジンコです。
産卵時はまだ、ミジンコが捕れませんので、少しでもあると便利です。
シュリンプとミジンコの併用がHONOのベスト飼育法です。

空いた舟で湧かしてしますが、青水を足しても直ぐに透き通っちゃいます。水が綺麗過ぎ!
吉岡先生にいただいた、イースト菌や油粕の栄養素を与えています。
その他、ミジンコの餌に秘密兵器も入れていますが・・・・(ナイショ!)
ミジンコの どアップ画像
来年はこのミジンコで、絶対にすごいらんちゅうをつくるぞ〜!



いきなり来年のオス種紹介!
冬眠中は、もう見れないのね・・・・しばしのお別れ・・・・

(12月19日) 今日は韓国のらんちゅうマニアさん(NANJU MENIA さん)から、お便りが届き
ましたので、ご紹介させていただきます。(ご本人の了承済み)一生懸命、翻訳してメールを送
ってくれます。メールの内容もご紹介します。

<原文>
韓国の NANJU MENIA です.
日本を訪問するようになれば必ず HONO様のお宅を訪問したいです.
先日に何度メールをズゴバッアで写真もよく見たが
日本訪問が難しくて連絡ができなかったです.
いつも HONO様の INTERNET HOMEPAGEを訪問して良い情報を得ています.
添付された NANJU写真評価をお願い致します.
らんちゅうマニアさんの当歳魚
頭も良く太くてしっかりした、らんちゅうを育てていますね。

来年は仔引きにチャレンジするそうです。韓国でもらんちゅうファンがたくさんできると良いです
ね。日本ではヨン様ブームですが、韓国では今、HONO様ブームだそうです・・・(うそでーす!)
らんちゅうマニアさん、お友達にもよろしく!これからも、がんばってくださいね。

(12月27日) 本日はHONOの種魚の選び方について、ご紹介します。あくまでも、HONOの個
人的な見解ですので、ご了承くださいね。

まず、背腰についてですが、頭の後ろの背は押さえた感じで、峰が低く、上からみたら竹の
筒のように丸い背が理想です。
また、尾付けの「止め」(尾筒と尾芯の立ち上がりの境目)の良い魚が理想です。

尾は皿のしっかりした、尾型を持った魚が理想です。
四つ尾の方が、なお良いですが、HONOは魚が良ければ、三尾でも種に使います。

頭も重要ポイントですね。メスもオスも両方良い方がベストです。
目先があって、(特に)目幅があり、鰓が深い魚を選ぶと良いと思います。
↑「うちのボブ」の当歳時の画像

尾筒は太く、尾付けにかけて(最後まで)、絞っていない魚が良いですね。<雄>


鱗に関しては、結構こだわっています。できる限り鱗並びの良い魚を使いたいですね。

やっぱりHONOは柄にもこだわってしまいます。柄は結構遺伝すると思いますよ。腰白頬白
の魚って・・・いいですね!


(2005年1月1日)


昨年はHPの応援、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。(何
て簡単な挨拶・・・・)本日はHONOの誕生日です。覚えていてくれたかな〜??HPを公開してから
2回目の誕生日を迎えることができて、大変嬉しいです。いや〜!しかし、友達って本当にいい
もんで・・・イッシーが誕生日プレゼントにらんちゅう小説の第五楽章を一揆に書き上げてくれま
した。ありがとーます!実に面白いよ〜!



(2005年1月1日) 皆さん!こんにちは!ひとりごとなのに挨拶してしまいました・・・(=^・・^=)
らんちゅう飼育を中心に考えたエアストーンを今回、いぶきエアストーンさんにご協力いただ
き商品化を実現させていただきました。本当にありがとうございました。
更に、らんちゅう飼育の上であったらいいな!をコンセプトに提案しているものがあります。
でも、どこも話なしに乗ってはくれませんけど・・・・
現在、200ワット〜300ワット程度のサーモ付き灯ヒーターで5度〜(せめて10度〜)の温度
設定ができる商品(安価な)があれば、冬眠中や起こす時にプラ舟(仔引き用)に必要不可欠
だと思います。らんちゅう飼育での市場は、まだまだ小さいので難しいですね。

また、他にブラインシュリンプエッグを入れておけば、自動的に孵化した分が飼育舟に落ちる
夢の装置(高そ〜!)これは、贅沢すぎますね!
更水でもミジンコがどんどん沸いてくる○○の物 (これは、将来実現可能かも??現在研究
中!!)種ミジンコは必要だけどね・・・

らんちゅうの冬休みは短いもんで、いよいよ2月に入ったら我が家の種魚も冬眠から起こしま
す。楽しみ楽しみ


(2005年2月1日) 今日は、「イッシーのらんちゅう小説」に刺激されて、HONOも短編小説
を書いてみました。文才がないので小説になっていませんが、自己紹介を兼ねて発表させてい
ただきます。HONOの少年時代の苦い思い出(実話)です。題名は「ポケットらんちゅう」です。
当時の店の名も覚えていない金魚屋さんのおじさん、本当にゴメンナサイ!

「ポケットらんちゅう」

三十数年前の(何年前かはっきり覚えていない)・・・でも、今でも時々、ふと思
い出す苦い思い出です。当時、一日のお小遣いが20〜30円程度、駄菓子屋で
ガムが5円で買えた時代でした。
HONO少年は、下駄箱の上で60cmの薄汚れた水槽一つに錦鯉、グッピー、エ
ンゼルフィッシュ、オランダ獅子頭、緑ガメ、ドジョウ等を飼っていました。(全
く・・・なんちゅう恐ろしい飼い方でしょう!)
お小遣いを貯めては金魚屋さんに入り浸り、楽しんでいたようです。
HONO少年がいつものように10円玉を握りしめ、金魚屋さん(近所の行きつけ
の金魚店)に糸ミミズを買いに行ってみると、そこには初めて見る一匹1000円
の巨大黒仔(当時そう思った)が水槽を埋め尽くしていました。
「ねえ!おじさん!この黒い背びれの無い魚は?」
「あ〜!それは、らんちゅうの子供だよ!」
「えっ!うそっ!ヒエ〜!ガビーン!」(ヒエ〜!ガビーン!とは言っていなかっ
たかも・・・)
その金魚屋さんには、当時らんちゅう品評会のポスターが貼り出されており
HONO少年はそこに載っていた頭のすごいらんちゅうにいつもあこがれを持って
いました。(悲しい事に実物を見た事がない)
HONO少年はポスターを指さして尋ねました「ねえ!おじさん!この子供が大人
になるとこうなるの?」            
「ああ!そうだよ!大人になると赤くなり、頭にこぶが出るんだよ!」
この真っ黒い黒仔がどうして、こんな魚に?色に?大人になると、こんなに変
わるの・・・?
一瞬HONO少年の理解を超えた疑問が頭をよぎったけれど、それより少年は金
魚やさんの言うことを信じました。
「この黒仔を買えばポスターのようならんちゅうになる!」
HONO少年はジレンマに陥った。彼の幼い手に握りしめられた10円玉では、鱗1
枚しか買えそうにありません。
HONO少年の頭の中で計算が始まった1000÷20=?その瞬間に彼の頭が真っ白
になった(記憶に無いほど)・・・・と、その時!!
なっ!なんとHONO少年は無意識のうちに水槽のらんちゅうを二匹、半ズボンの
ポケットに入れ駆け出してしまったではありませんか。。
どの道をどのようにして帰ったか見当がつかないほど、HONO少年の頭の中は
・・・イッチャッテタ!ようです。
「なんて悪いことをしてしまったんだ・・・なんてことを・・・・」HONO少年はポケッ
トに2匹のらんちゅうが入っているにも関わらず、家まで猛ダッシュ!らんちゅう
はポケットの中でグリングリン・・・(これ以上はご想像にお任せします。)
家に帰って、慌てて水槽にポケットのらんちゅうを投げ込みました。二匹のらん
ちゅうは何と、元気に泳ぎはじめたではありませんか!少年は悪いことをした意
識よりも先に、そのらんちゅうが生きていたことがとても嬉しかったようです。
しかし月日が流れるうちに、悪いことをしてしまったことに小さい胸が痛みつい
には泣きながら親に打ち明けることになりました。
HONO少年は親と一緒に金魚屋さんに謝りに行ことになりました。すると金魚屋
さんの店主は「なんだい!坊や!そんなにらんちゅうが好きかい?」と笑いな
がら許してくれました。HONO少年の人生の中で一度きりの万引きでした。
二匹の{ポケットらんちゅう」はそれから二年に渡り、少年の水槽で飼われてい
ました。
しかしながら自分が頭に描いていたらんちゅうとは、似ても似つかない姿・形・
色となってしまいました。頭はボウズ!色はうすオレンジ!どう見てもただの駄
金!めいっぱいのお小遣いをつぎ込んで餌をあげていたのに・・・
でも、どうして・・・なんで・・・・??
その後、HONO少年は親の転勤で、らんちゅうとお別れすることになり、その地
を後にしました。心の奥底に疑問を持ち続けながら・・・・
その後、ブランクがありながらも、海水魚飼育でのろ過バクテリア(水作り)との
戦い、錦鯉の池つくり(ちっちゃい)での濾過槽の創意工夫、魚飼育との格闘が
続くのでありました・・・
HONO少年が当時ポスターで見たような、すごいらんちゅう(実物)を初めて目
にするのは実に30年以上も後のことになります。(東京のメジャーな品評大会)
そして、三十数年後のある日、HONOにとって「ヒエ〜!ガビーン!」の再来が
また訪れました・・・・
つづく・・・・・わけないでしょ〜!!!

(2005年2月1日) がははははははっはは・・・はははぁ〜!!すげ〜可笑しい!
笑いすぎて死にそうでした。特にHONOはお笑い好きなので、こりゃ、たまらん!!
失礼!「しょうちゃんのらんちゅう部屋」のしょうちゃんに、やられてしまいました〜!
とにかく、やってみて下さいよ!らんちゅうハマリ度チェック
因みにHONOの診断は、やっぱり病気でした。詳しいことは書きません!とにかく笑えます!


(2005年2月13日)
本日はイッシーと東京都武蔵野の日本獣医畜産大学で行われた、観賞魚臨床研究会第五回
研究会発表会に出席してきました。

日本獣医畜産大学 観賞魚臨床研究会第五回研究会発表会

イッシーとHONOは方向音痴なのですが、無事に時間前にたどり着くことができました。
内容は「白点病:生活環に基づく防御法」や「ヘルペスウイルス病の最新情報」等、大変勉強に
なった一日でした。
帰りに通りががりの女性に校門の前で記念写真を撮ってもらいました。
「はい、チーズ」・・・・おじさん二人でちょっと恥ずかしかったです。
結構長時間にわたる発表でしたので、二人ともお腹がペコペコになりました。おいしそうなラー
メン屋さんを見つけて食べ帰りました・・・・味については二人とも無言でした。将来的にイッシ
ーと二人で(イッシーがメインだけど・・・)色々らんちゅうの病気予防や病気改善法を皆さんに
お伝えできると思います。らんちゅうフォーラムを楽しみにしていてくださいね。

<お知らせ>HONOは仕事都合で2週間程度出張となります。HPの更新やメールのご返事
が暫らくできなくなりますので、ご了承ください。帰ったら仔引きの準備です・・・・


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